tanim tei 上棟

2014.08.30

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どうか無事に1日が終わりますように。
AM6時半には大工さんと自分は現場にいました。
通常の在来工法とは大きく異なる今回の建物は、とにかくスピードではなく確実に納めていかなくては取り返しのつかないことになります。
4寸の柱が900㎜ピッチで連続して立ち並び、南側の3寸×7寸の登り梁が頂点で連結し、北側の登り梁3寸×4寸ダブルの登り梁が挟み込むような構造です。言葉だけでは全く伝わりませんが、やってみると想像以上に大変でした。
交差する箇所に1㎜の余裕も見ないピンが入らなくてはなりません。
無理に打ち込めば木が割れます。金具もすべて仕上げとして見えてきます。

大工さんたちは本当に着実にやっていただけました。
何とか無事に骨組みが出来上がったので正直ホッとしました。

屋根を仕舞うのに1週間で終わるのか不安になっていたのは自分だけではありません。
(通常は1日から3日あれば屋根下地まで終わります)

お施主様のたくさんのご厚意に大工さんをはじめ職人一同感謝です。
また明日から出口の見えないトンネルをさまようような日が続くのでした。