tanim tei 屋根

2014.08.30

RIMG0123.JPG

今回は北側屋根と南側屋根で納まりが違う構造になっています。
まずは南側となる屋根をみんなで取り掛かります。
登り梁の上に張る構造用ラワンベニヤがリビング天井になります。
15㎜の構造用ラワンベニヤをサンプルで事前にとっておいたのですが、実際現場に来たものは下地材のようなシミが目立つものがほとんど・・・そこで4㎜のラワンベニヤを下に敷き、その上に15㎜を張ることにしました。
しかしペタペタおけばいいだけではありません。
墨出しをして下から確認し、ピッチを合わせて切断し、貼っていきます。
釘を仮打ちするにも下の梁に確実に打ち込まなければ天井から釘が見えてしまいます。
失敗が許されず、天井のラワンの割図もあるので本当に手間がかかります。
そして意地悪をするように5月末のこの時期は雨が降りました。
一度濡れてシミができると張り替えになるので毎日厳重にシートをかけました。
そんなこんなで屋根を仕舞うのに19日かかりました。

手間を掛ければいいものができるわけではありません...がここまでやったのならいいものになってほしいと願うのみです。