新建築 住宅特集 2023 10月号
2023.09.23
今週発売された新建築住宅特集10月号に水上建設が施工を担当した福井市の物件が掲載されています。とてもいい写真ばかりで、他にも詳細な説明や構造についての記載など盛りだくさんの内容になっています。是非ご覧ください。
新建築に掲載されることで、いろんなお客様や全国の設計事務所さんからお声がけいただけるきっかけになります。とてもうれしいです♪また引き続き精進して頑張ります。
SD Review 2023
2023.08.26
SDレビューとは
建築家の槇 文彦氏(1928-)の発案のもと、1982年に第1回が開催され、以降は継続して、毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会と、建築専門誌での誌上発表が行われる。若手建築家の登竜門として名高い。
実現の見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集しているのが特徴で、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程が、ドローイングと模型によって提示される。
出展者は、複数人の建築家・構造家らによる審査を経て決定している。)。
7月末に県外の設計士さんとZOOMで打合せを行った際に「弟さんすごい賞を取られましたね!」と教えて頂き弟に連絡しました。若手建築家の登竜門と言われているのは自分も知っています。17年か18年ほど前に自分の家を設計しているころは弟からSDの話をよく聞きました。安藤忠雄さんをはじめ、今を活躍する設計士さんが数多く受賞し、この賞を取ることで弟も一つ上の世界に行けるのかなといつも思っていました。あんなころだったら転げまわるほど喜んだのでしょう。今も弟はもちろんめちゃくちゃ嬉しかったとは思いますが、自分はよかったなというのが感想でした。身内だから馬鹿かと思われるかもしれませんが、それなりに弟はもう実績もあり、取っても驚かなくなっていました。(バカと言ってください)
それを聞いていての先日の代官山だったので、自分がヒルサイドテラスの前を歩いたとき息子に「今度てっちゃんが受賞した賞の展示会がここであるんだよ」って言うと「やっぱてっちゃんすごいな」と嬉しそうでした。
9月15日から代官山のヒルサイドテラスで展示会があります。弟(水上哲也)の作品も展示されます。足を運べる方はぜひご覧になってください♪
建て方
2023.08.26
8月22日に越前市で建て方を行いました。もう本当にこれ以上ないくらいの快晴で、36度の猛暑の中、大工さんと鳶さん、レッカーさんとうちの社員の総勢14人で頑張りました。設計は野路さんで、今回は最大の屋根勾配が45度。足場をかけないといけない勾配で、寄席棟で勾配も4パターン。相変らず難易度の高い建物です(汗)。
鳶さんも朝来るなり「また今日も難しいんでしょ?」そうです。それでいてこの暑さ。どれだけ飲んだか分からないくらい飲みましたが、3時過ぎにはしゃがんで作業すると足がつりそうになり、指までつる始末。みんな熱中症にならないか不安でしたが、お客様が本当に気を遣ってくださり、何度も小休憩で飲み物を補充してくれたり、アイスやかき氷を差し入れてくれたり、めちゃくちゃ甘いスイカをもって来ていただいたりと至れり尽くせりで、誰一人体調を崩すことなく、初日を終えることが出来ました。本当にありがとうございました♪それから設計者の野路さんも暑い中ずっと現場にいて、詳細な部分の質問にも随時返答してくださるので現場がスムーズに進みました。灼熱の中、誠実な対応で本当に助かりました。ありがとうございます。
こんな複雑なプレカットに対応してくれたクラシスさんもいつもありがとうございます。
翌日には屋根下地を行い、筋交いや構造金物を設置して外壁下地までして今週の作業を終えました。
今から長い道のりですが最後まで頑張ります。完成は年内を予定しています。
東京旅行
2023.08.16
子供たちがずっと行きたかった東京にようやくいけました。妻が医療関係ということもあり、昨年3回予定を立てましたが、コロナの流行が収まらないということで断念し、今回お盆休みを利用して出掛けました。車だったので色々行けて有意義な旅行になりました。ただキャリアがついているので機械式の駐車場に入れないこともあり、事前にグーグルマップで確認して代官山・池袋・渋谷・代々木・赤坂・横浜とほとんど駅周辺に駐車することが出来ました。
池袋では娘が買い物中に、妻と息子と3人で以前から見たかった東京カテドラル聖マリア大聖堂に行きました。正直どうしても見たい建築ではなったのですが、中に入ると圧倒的な空間のボリュームと光が降り注ぐ神秘的な雰囲気にパイプオルガンの演奏がマッチして、キリスト教徒ではありませんが手を握ってお祈りしたくなりました。
本当に写真では感じられない圧倒的な建築で、来てよかったと何回も何回も口に出してしまいました。間違いなく今まで見てきた建築の中で上位3位には入る建物です♪皆さんにもぜひ見て欲しい!丹下さんが好きになったかもしれません。(内部は写真不可でポストカードを購入したのでその写真です)
原宿は相変らず人がすごかったのですが、娘も息子も竹下通りでお目当てのものが買えて大満足みたいでした。妻と自分は原宿駅前の大衆居酒屋でビールを一杯ずつ飲んで涼んでいましたがガラガラでした。原宿で居酒屋は穴場みたいです♪
5年前も表参道を歩いて色々話したけれど、今は成長して何を話しても理解してくれるのですごく楽しかったです。息子はSANNA設計のDior表参道が一番いいなといっていました。何年たっても綺麗ですよね。金沢21世紀美術館と同じ人が設計しているんだよというと「めちゃくちゃわかる」と言っていました。
翌日は5年前工事中に行った国立競技場も見てきました。前回の時は息子に何台のクレーンがあるかなって2人で数えたりしました。オリンピックも終わってすっかりその後の建物のような感じがしました。
横浜も人がすごくてなんかあるんじゃないっと言っていたら、ポケモン世界大会が日本で初開催されているその日だったみたいで、どこにもかしこにもポケモンらしきものがあり、人人人でした。ピカチュウってめちゃくちゃかわいいんですね。
港だからか夜風が気持ちよくて横浜は綺麗でした。
福井に向けて帰る際、途中で寄り道してポーラ美術館に行きました。ここは本当に自分が行きたかった場所で、みんな喜んでくれました。めちゃくちゃよかったです♪日建設計林さんが設計した建築で、本当にどこを見ても素敵でした。
自分は天井のPC板の目地に竹中工務店が見落とした養生テープのマジック書きの取り忘れを発見し興奮しました(笑)
今度皆さんも見つけてみてください。
3日間ずっと雨予報だったのにずっと天気がよくて奇跡みたいでした。おそらく今回もキャンセルかなと思っていたので本当に行けてホッとしました。
また仕事頑張らねば・・・本日お盆明けは地獄のように忙しかったので一気に目が覚めました。14日からは台風対策で現場には行きましたが・・・
建築ばかりみた感じで書きましたが他にもたくさん行ったので建築の時間はわずかでした。また東京行きたいです。やはり日本の中心は東京で常に巨大化している感じがありました。
ちなみに今回一番気になったのは表参道の工事現場で設計がOMAの重松象平さんで施工が熊谷組の原宿クエストです。竣工は2025年春とのことでかなり楽しみです!
(弟に設計がOMAとかなら竹中だと思うのに施工熊谷組にびっくりしたって言ったら、最近熊谷組めちゃくちゃ頑張ってるとのことでした。別に熊谷組さんが好きではありませんがなんとなく福井人として嬉しい!)
TSUGIオフィス改修
2023.08.09
今や福井を代表するデザイン会社になり、さらに全国へと羽ばたいているツギさんが、業務も拡大し、人数も増えて、新たなスペースを求めて3階に事務所を移転しました。前回2018年から2019年にかけて改修工事をさせていただき、わずか4年で事務所に人が入りきらないという驚きの成長会社さんです。今回工事も設計は千葉さんで、現在は3階が完成し、盆明けから1階の店舗部分の工事が始まるといった状況です。
1階工事も時間が無く、タイトな施工になりますが、実は4月から新たな新戦力さんのおかげで助かっています。名前は松倉さんで、特にツギさん工事は松倉さんい色々お願いしています。作業も出来るだけ色々やってもらって、今はひとつひとつ経験していってもらえればと思っています。自分がやったことがあるということがとても大切だと思っていて、この仕事は本当にやる気と経験だと思っているので、頑張ってほしいです。松倉さんが撮ってくれたツギさんの工事写真を含めてご覧ください。
(松倉さんの写真いつもめちゃくちゃきれいです)
猛暑の中
2023.08.06
2日ほど前、左官屋さんが入れ替わりもありましたが12人で猛暑の中、熱風の中、灼熱の中、外壁の下塗りをしてくれました。本日も日曜ですがたくさん来てくれています。朝は少なかったのですが徐々に増えて相乗りしていきますと連絡をくれましが、それでも車5台。朝も早いし夜も遅いし。もう本当にすごいです。モルタルを練ったバケツはめちゃくちゃ重いんです。それを歩きにくい狭い足場の上を運んで直射日光を浴びながら塗りまくる。自分も仕事している時間は長いですが、中と外では全然違います。作業をされる方の残業は本当に体に堪えます。
腕もいいし、よく働かれるし、本当に見習わないといけないところばかりです。
大工さんもみんな本当に暑い中頑張っています。うちの会社が請ける建物は通常の住宅の何倍も手間がかかる物件ばかりなので、尚更大変です(汗)。でも細川さん・内山さん・応援の大工さんのおかげでいい感じに仕上がってきています。ここから完成までにはまだまだまだ長い道のりですが着実に進んでいます。
うちの会社のみんなも同じく灼熱の中、基礎工事・水害の土砂撤去(めちゃくちゃ狭くて場所が悪い)・田んぼの漏水対策工事をしてくれています。その他にもいろいろやってくれています。
みんな大変です。ありがとう。
お盆は目の前ですが、事故が無いよう、体調が悪くならないように祈る毎日です。
正直1回雨が降ってほしいです・・・
2023年7月 豪雨からの猛暑
2023.07.17
先日の雨が凄くて、うちの町内でも色々崩れたり水があふれたりで、泥上げや木くず撤去を行いましたが、秋田に比べたら何も無いに等しい感じです。実際なった人しか分からないですよね。テレビでみている人達なんて大変だねと思っても、その後の泥出しの大変さなんて絶対分かりません。汚水から何から何まで一緒にあふれて床上になると、床下の泥出しなんか想像を絶します。ましてや殆どがこの時期なので復旧作業は猛暑の中。
昨日大学の友達からも大変なことになったという秋田市内の動画が送られてきました。すごい被害です。秋田の皆さん無事復旧をお祈りします。
今月はふたつ現場が新たに始まってまとまった現場が4つ動いています。全て設計事務所さんの仕事で、なかでも敦賀のRC造改修は大変です。
やはり解体してみると当初設計で見込んでいたつくりと異なっていたり、配管が死んでいたり...その他いろいろ問題だらけです。金曜は解体屋さんと水道屋さんとで朝から17人現場にいました。大騒ぎです。でも何とかうまくいっています。職人さんいい人ばかりで助かっています。
河和田の改修も始まりました。本日祝日ですが張り屋さん来てくれていて、前回の改修にも来てくれた顔なじみの人なので今朝ほっこりしました♪
また今から確認しに行きます。
土曜には新築現場の基礎コンを打設し、本日は朝5時前から墨出しをしていました。※お父さん急に呼び出したのに来てくれてありがとう。
2回目のプレカット打合せは設計の野路さんを交えてクラシスさんで行いました。クラシスさんの3Dパースが分かりやすく、建て方もかなりイメージし易かったです♪
鯖江の新築現場もかなり細かく大変ですが、細川大工さんのおかげでスムーズに進んでいます。
その他にも、今月末から開始の公共工事の段取りや、RC住宅の改修見積や、田んぼの修繕工事など盛りだくさんで毎日を過ごしています。
ここからは暑さが続きますが、お盆を無事に迎えられるよう精進して仕事します。
引き続きよろしくお願いします。
頼りになる業者さん1 美装工業さん
2023.06.21
先週外壁の塗り替えで塗装屋さんが現場に来てくれました。2016年に完成して7年ほど経った木の外壁の改修塗装です。塗装は事前の打合せをしてもお客様のイメージと完全に一致することは難しく、改修ならさらに難しくなります。
なぜかというと、現況の木部もすべてが一律に劣化していることは絶対になく、雨がかかりにくい箇所は塗った当時のそのままの部分もあれば、直射日光が強烈に当たる部分は木も劣化し素地のような部分もあります。綺麗に塗っても色むらが出てしまうのです。
その他、単にお客様から茶色と言われても無数の茶色があります。カタログに付属している色見本や、実際の外壁材と同じ材料30cm角程度に色を塗って見せることもあります。ただこのような改修では同じような劣化具合の材料を用意することも難しいですし、失礼ですが10数万円程度の塗装工事ではサンプルを制作するまでには至りません。
今回は美装工業の社長佐藤さんに外壁の塗り替えで現場を見て見積をしてもらいました。ただその際は細かい色の指定や使用する塗料のメーカーについては話をしていません。元の塗装も美装さんにお願いしているので佐藤さんに任せた方がいいなあと思ったからです。
ただ少し心配もしていました。材料によっては質感が全く違い、塗装によって建物の印象は全然違ったものになります。これは大げさではありません。
当日の朝、よく知っている2人の職人さんが来てくれて、中でも1人は特に信頼している方でした。自分が本格的に塗る前に雰囲気だけでも分かるように、全く見えない箇所で試し塗りをして欲しいとお願いしました。するとかなりべたっとした感じの塗料でした。劣化している部分が目立たないよう改修用の塗料できれいに塗ったほうがいいだろうと考えてくれたのだと思います。ただ自分のイメージとは違っていて佐藤さんに電話しました。職人さんが来て、今から塗ろうとしているときに塗料を変えて欲しいと伝えるのは本当に嫌な電話です。
ただ塗ってしまったらもう元には戻せません。弟が設計したこの物件は自分にとってもとても大切な建物で、お客様は自分を信頼して全て任せてくださっています。おそらくこの木目が無くなるような塗料をそのまま塗っても「うーん...」とはなるかもしれませんがご指摘はされないと思います。水上さんが選んだのなら機能的にもデザイン的にも一番適しているのだろうと思ってくれる方です。だからこそ自分が少しでもどうかなと思うものは使ってはいけないと思いました。色ムラが出ても、木目を生かし、竣工当初を受け継いだ雰囲気を大切にしたいということを全部佐藤さんに話して、佐藤さんはめちゃくちゃ忙しいのに現場に来てくれてじゃあどれにするという話をしてくれて、職人さんに指示してくれました。
今お客様にお出ししている見積金額は軒裏と外壁で10万円くらいです。けれどオスモカラーの10L缶はネットでみても6万円ほどします。同じ塗装といっても材料や塗り方で全然違います。値段も何倍も違います。そして劣化が激しい箇所は吸込みが多く材料も想定より多くかかります。
打合せをしっかりしないまま佐藤さんに判断をお任せにしすぎたと反省しています。
佐藤さんとは17年ほどのお付き合いになります。最初は学校の床の弾性ウレタンを修繕するということで紹介してもらったのが始まりです。
美装工業さんは大手ゼネコンの塗装を直に請け負い全国を飛び回るような大きな会社です。銀行の本店や病院・学校・ショッピングモールなど、どこもかしこも塗りまくっていて、塗装だけで何億も売り上げる会社ですが営業は社長の佐藤さんのみです。
自分は大きな塗装屋さんが好きでもないし、ゼネコンの仕事をするような塗装屋さんに頼みたいわけでもありませんが、美装さんはというか佐藤さんはいつも絶対なんとかしてくれます。自分が困っているのが分かるからか文句は少々言いますが、というか思いっきり言いますが、言うだけあって絶対助けてくれます。そして嘘をつきません。いやもしかしたら嘘を言っているときがあるのかも知れませんが、佐藤さんが嘘を言うのなら仕方ないかなと思うくらい信頼しています。口は悪いです。現場でも言いたい放題です。正直どっちがお金を出して頼んでいるのか分からない時もたくさんあります。
でも自分も佐藤さんには絶対本音を話すし、佐藤さんが職人さんの手配の都合で工程が前後しても出来る限り要望に合わせるようにしています。業者さんと飲みにいくのは年に一度佐藤さんだけです。たまたまですが同じ歳で話しやすいです。ただプライベートはほとんど知りません。
今は時代が変わりましたが、佐藤さんも不景気ど真ん中からの社会人出発なので同じだと思います。つらい時期を共にしています。うちは今も辛いですが・・・
建設業の営業の方は仕事が決まるまでは愛想よくて電話をバンバンしてきますが、決まったとたんなかなか電話に出ないし、現場に来ないしって方が
文化センター改修の1期工事・2期工事 懐かしい。
ごみ焼却場の改修1期工事・2期工事 塗装工事だけでも2000万円ほどありました。
総合体育館床改修工事 床塗装やライン塗装、体育器具も美装さんにお願いしました。
市営住宅改修工事 何度かお願いしていますがいつも安田班が綺麗にしてくれています♪
住宅とか店舗とかまだまだたくさんあります。
美装さんには本当にたくさん塗ってもらいました。
うちの物件は設計事務所さんの物件がほとんどで内装は殆ど塗装です。ホームページに載っている物件のほとんどが美装さんの塗装です。
佐藤さんは先ほど書いたように小さな現場でも細かい仕事でも同じです。こちらの要望に応えてくれます。
結局綺麗になりました。この時も佐藤さんは県外の日本でも有数の大型ショッピングセンターを請けているとかでかなり忙しそうでしたが何度も現場に来てくれました。
本当に頼りになります。ありがとうございます。
娘
2023.06.03
現在は高校生の娘の4歳か5歳ころの写真です。先日遅くに帰宅すると娘が部屋から降りてきて、ケータイでばあちゃんの写真を見せてきて、「今日美山のばあちゃんの面会行ってきたよ♪」と言いました。「誰と?」と聞くと「学校帰りに一人でどら焼き持って寄ってきた」。「えっ?ひとりで?」めちゃくちゃ嬉しかったし、びっくりしました。
施設に入っているばあちゃんも5月の初旬から面会が出来るようになり、それは娘に聞かれて言いましたが、これまで一緒に一回も行ったことないし、そもそも娘にとってのばあちゃんはひいばあちゃんで同居でもないのでそれほど交流がないように思っていました。ただ自分はじいちゃんばあちゃん子だったし、子供が小さい頃は1ヶ月に2回程度は美山に行っていたのですが、まさか娘が会いたいなんて思いもよらず、驚きが最初に来て「なんで?」と思わず聞いてしましました。
「だってもうずっと会ってないし、元気かなって思って。」そういう娘に「すごいなー♪」と言ったら「すごい?ふつうに会いたかっただけだから別にすごくないよ。」
いい子に育ったなあーと、何度も何度も思いました。特別なことじゃないという娘の言う通り、特別なことみたいに驚いてはいけないと嬉しさを押し殺して「ありがとう。ばあちゃん喜ぶわ」とだけ言いました。
本当にいい子に育ちました。施設に入っている家族がいる方はなんとなく分かると思うのですが、面会は行きたいけれどそんなに行きたくない気持ちもあります。もし行った時にたまたま帰りたいとか言ったらどうしようとか、なんで私だけここにいないといけないのかとか言われたらどうしようと思う自分がいます。じいちゃんの時は常にそんな感じでした。
娘は生まれた時から自分にとって抜群にかわいかったです。そして優しい子です。
幼い頃からずっと父ちゃん子でした。毎日「とうちゃんとうちゃんとうちゃん」「だっこだっこだっこ」あーかわいい。もちろん今もかわいいですよ。でももう大きいし、今は頭をなでたり、背中をさすることもありません。もう女性です。性格は可愛らしいままですが、もう抱っこは出来ません。
もう何年かすると成人です。寂しいというよりは、無事に大きくなってくれて本当に良かった。ありがとうという気持ちの方が強いのですが、ほんの前までは小さくて怖がりで寂しがり屋だった娘のことを考えると・・・時間が経つのは早いです。
今回はそんな娘に、変な駆け引きなどをせず、優しい気持ちを忘れてはいけないということを教わったような気がします。
福井新聞 月刊fu 6月号 2023広告
2023.05.21
今週発刊される福井新聞fuに弊社の広告が掲載されています。
裏表紙なので裏をみないままで終わらないよう確認お願いします。
今回は大変な現場にご協力していただいた業者さんを勝手に掲載させて頂ています。(もちろん工事における業者さんへのお金はお施主様にもらっている以上に払っています。涙涙涙) ただ今回初めての業者さんも数社ありましたが、毎回毎回自分のお願いを聞いてくれて助けていただける業者さんばかりです。そして皆さん雰囲気のいい現場づくりに協力してくれたと思っています。その感謝としてぜひ業者さんの名前を知っていただけたらと思って掲載しました。是非ご覧ください♪