福井新聞 月刊fu 8月号 2022広告
2022.08.05
本当に遅くなりましたが、もう2週間くらい前の7/26(火)発刊の月刊fuの裏表紙に、弊社の広告として勝山の改修物件を掲載させていただきました。まだ見ていない方はぜひご覧ください。
この勝山の物件は本当に世界の磯崎氏、磯崎新先生と呼べばいいのか大先生と呼べばいいのか様と呼べばいいのかというくらいすごい人が設計したコンクリート打ち放しの住宅です。
お知り合いの設計士を通じて初めて訪れたのは2年前の2020年10月7日でした。住宅の改修物件とのことで行ってみるとすごい建築!吹き抜けの大空間に、打ち放しのドーム天井!!
外部はコンクリート打ち放し特有の寂びれた感はありましたが、内部のどの部分をとっても建築雑誌に載っている、いかにも有名建築といった感じでした。
ただそこには一緒にたくさんの人がいらっしゃって、何事かなと思うと今から購入するかどうかを決めるとのこと。そこで購入した場合、店舗にするにはいくらかかるかを教えて欲しいとのこと。責任重大。そしてこの流れは以前にもどこかで・・・
そうです。今は鯖江をというか福井を代表するデザイン事務所になってしまった方のご自宅候補物件に呼ばれた時も同じような感じでした(笑)。改修って金額言いにくいですよね。しかもざっくりって難しい。そこで既存住宅の設計書を見せてもらってまたびっくり。
スーパーゼネコンの鹿島建設が施工した物件。さすが磯崎建築。余計に焦って、見落としたらだめだとあれやこれや物件担当の方にお聞きしたら「そんな細かい質問は皆さんされません。この建築の価値を含めた全体で考えてください」と言われました。
自分は「???」どういうこと?細かい見積いらないの?というかどうやって改修費出せばいいの?価値がいくらかなんて不動産鑑定士とかじゃないと・・・、自分はどうすれば・・・もうほんとに「???」ばかりでした。そこでない知識を振り絞って概算金額をお伝えし、それからお客様は購入を決心します。
購入後はもちろん細かい見積をさせてもらいました。不明点が多く、見積だけで10数回勝山に通いました。
そこからもどこまでの改修工事にするか、補助金を使うかなどいろいろあって着工は今年3月初旬除雪からスタートしました。
最初は遠く感じました。今はなんとなく慣れました。というか最近行っていないので寂しいくらいです。
全面温水床暖房の損傷が激しく、至る箇所で漏水し、床下が腐っていました。
屋上の防水を修繕しました。
外も中も足場をかけて開口部廻りの漏水補修、コンクリートの修繕を行いました。
開口部廻りの劣化状況
補修完了
外部開口部廻りの劣化状況(状態がひどい!)
コーキングを打ち替え、ウレタン防水を施工しきれいなりました。
あらゆる外壁の劣化状況。
近づくと尚更ひどい状態が分かりました。
補修完了。きれいになりました。
こんな感じでいろいろ補修させていただいてきれいになりました。
その他に床暖房を含めた床の新設。カーペットもとても素敵です。設備機器の更新。トイレも改修しきれいになりました。家具の改修などなど・・・
まだまだお伝えしたいことがあるのですが、すごく長くなってしまったのでこの辺で。
お客様のお店がオープンが決まりましたらお知らせします。
皆さん是非実際の建物をご覧ください!