SD Review 2023

2023.08.26

SDR2023_poster_omote.c49f083.jpg

SDレビューとは
建築家の槇 文彦氏(1928-)の発案のもと、1982年に第1回が開催され、以降は継続して、毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会と、建築専門誌での誌上発表が行われる。若手建築家の登竜門として名高い。
実現の見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集しているのが特徴で、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程が、ドローイングと模型によって提示される。
出展者は、複数人の建築家・構造家らによる審査を経て決定している。)。

7月末に県外の設計士さんとZOOMで打合せを行った際に「弟さんすごい賞を取られましたね!」と教えて頂き弟に連絡しました。若手建築家の登竜門と言われているのは自分も知っています。17年か18年ほど前に自分の家を設計しているころは弟からSDの話をよく聞きました。安藤忠雄さんをはじめ、今を活躍する設計士さんが数多く受賞し、この賞を取ることで弟も一つ上の世界に行けるのかなといつも思っていました。あんなころだったら転げまわるほど喜んだのでしょう。今も弟はもちろんめちゃくちゃ嬉しかったとは思いますが、自分はよかったなというのが感想でした。身内だから馬鹿かと思われるかもしれませんが、それなりに弟はもう実績もあり、取っても驚かなくなっていました。(バカと言ってください)
それを聞いていての先日の代官山だったので、自分がヒルサイドテラスの前を歩いたとき息子に「今度てっちゃんが受賞した賞の展示会がここであるんだよ」って言うと「やっぱてっちゃんすごいな」と嬉しそうでした。

9月15日から代官山のヒルサイドテラスで展示会があります。弟(水上哲也)の作品も展示されます。足を運べる方はぜひご覧になってください♪