鯖江市片上小学校出前講座

2024.02.11

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2月2日に鯖江市の片上小学校で出前講座として、5・6年生のみなさんに「土木」について知ってもらうための講義をさせていただきました。この企画は鯖江建設業会の青年部が鯖江市の各小学校をまわり、資料をもとに講義を行い、ドローン体験も含めて土木を知ってもらうという内容となっています。
元々の説明資料は県の建設業会からいただいたもので、それを片上小学校の近隣での工事も含めて説明することで、子供たちにも身近に感じてもらうために手直しをしています。
最初に建設業は土木と建築に分かれていて、建築は分かりやすく、ビルや学校・病院・住宅など建物をつくるもので、土木とはどういうものか分かりますか?という質問になります。正直自分も大学受験まであまり詳しく考えたことはなく、よく分かりませんでした。
土木は道路やトンネル、橋やダム、川の堤防など生活の基盤をつくるものになりますが、分かりにくいのも確かです。大人でもわからない方はたくさんいると思います。
その他に自然災害などから守る仕事をしていることも伝えました。片上地区についてもうちの会社が水害から地域を守るために川を広げたり、危ない道路を広げたり、土砂崩れなどから暮らしを守るために砂防ダムをつくったり、現在近くで浸水から守るために水路を大きくし、道を高くしていることも説明しました。

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(生徒さんに向けて)
「自分がいた時から鯖江で一番小さな学校で、市の連合体育大会、連合音楽会、器械体操、水泳大会等々どの大会もみんなが学校代表の選手で、人数がいないから何でもやらないといけない学校でした。ただ何でもやるから何でもできるようになります。自分が中学校に行った時、片上小学校出身者は何でも出来るねと言われました。都会で働けば大きな仕事は出来るかも知れません。ただそれは大きな仕事のおそらく一部です。地元で働けば何でもやらないといけないので、何でもできるようになります。そして地元ならではのやりがいがあります。是非地元の建設会社で働くことも考えてみてください。待っています。」
なんとなく伝わったような感じはしました。
今回の片上小学校は自分の母校で、30年ほど前に卒業してから校舎の中に入るのは初めてだったかも知れません。自分がいるときから鯖江で最も小さな学校で、大体1年から6年まで25人前後の1クラスづつでした。今は大体その半分くらいの人数みたいです。講義が始まり質問コーナーで質問すると知っている顔が、「亮ちゃんじゃない?」思わず講義中に聞いてしましました(笑)。その他にも先輩後輩の子供だと分かる似た顔がちらほら、名字を聞けば大体の町内も分かる感じ。つくづく地元だなと感じました。みんな素直で、不慣れな講義も真剣に聞いてくれて、担任の先生が要所要所でとても上手くまとめてくれて、最後には「土木は私たちの生活を守ってくれるとても大切な仕事だと分かりました!」と生徒さんが感想を言ってくれました。はっきり言って感激です!(ちなみに担任の先生も子供の同級生のお母さんでした)
色々日程を調整してでも行った甲斐がありました。嬉しかったです♪片上小学校の皆さん、先生方、貴重なお時間をありがとうございました!
後日学校からお手紙も頂きました。またまた感激です!

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