2023 中部建築賞 住宅部門 入賞
2023.12.21
今名古屋から帰ってきました。まずは年末の忙しい時にみんな寒い中で仕事している中で自分だけあのような華やかな式に出席して申し訳ない気持ちです。
先ほど鯖江駅に着いて、吹雪の中で駐車場に向かう際にそう強く思いました。
今回、第55回中部建築賞の住宅部門で入賞ということで名古屋の授賞式に、お施主様と設計者の弟と自分で参加させて頂きました。福井県において住宅部門の入賞は20年ぶりみたいで、本当はものすごく、めちゃくちゃ、とてもとてもすごいことなんです。
ただ現場は追込みだし、福井の天候は最悪の大寒波で帰りの電車はどうなるか分からない状態。あんなに楽しみにしていた授賞式も正直気が重いまま向かうこととなってしまいました。
それでも会場でお施主様や弟に会って話をすると来てよかったと強く思えたのと、現地審査に来ていただいた藤吉先生や横山先生に直接お礼も言えて、少しお話も出来たのが嬉しくて、一般部門で受賞された伊藤瑞樹さんにもご挨拶することが出来ました♪
この賞を受賞できたのはお施主様のおかげはもちろん、設計者の弟の努力と、これまでこの小さな水上建設に仕事を依頼してくださったお客様と設計事務所様全て、会社の社員のみんな、協力して頂いた業者さん・職人さん等々本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました。
本当に本当にありがとございます。この会社に入った17年前このような授賞式に水上建設が参加できるなんて夢にも思わなかったです。お父さんとお母さんが積み上げてきた会社に少しだけ恩返しができたように思います。
そしてもうひとつご縁のような話がありました。先日母の友人としてブログに書かせていただいた見谷組さんも受賞されていて、はじめてご挨拶とお話しとお礼をさせていただきました。大きな会社の社長様ですがそんな感じを一切出さず、無理を言って一緒に写真まで撮っていただきました。こんなこともあるんだなとつくづく思いました。
いろんなことがあって、いろんな話をしながら弟と飲んで帰りたい気持ちでいっぱいでしたが、弟も明日締め切りの設計があって今夜は徹夜になりそうだとのことで、駅前で「またお互い頑張ろうと」言ってすぐ帰りました。帰ると除雪待機命令が出てて一瞬で現実に戻りました。今年も残りわずかですが、明日からも頑張ります。改めて皆様ありがとうございました。
※追記
福井の住宅がcontemporarydesignnewsというイギリスのサイトに掲載されています。
https://contemporarydesignnews.com/
https://contemporarydesignnews.com/house-in-fukui-city-japan-by-mizukami-architects/
Archzine、webサイトにも掲載されています。
https://afasiaarchzine.com/2023/11/tetsuya-mizukami-architects-private-house-fukui/