型枠屋さんと鉄筋屋さん
2025.07.21
本日も猛暑の中、祝日ですが当たり前のようにみんな作業してくれています。何とか一番難所と思っていたB1梁の配筋が土曜日で終わり、今日からまた型枠屋さんが返しの壁や梁を組んでいきます。自分も鉄筋屋さんが綺麗に組んでくれた配筋が乱れないようにするために、今日も朝5時半から足場板や枕木を運んで1人で荷揚げして汗だくになって職人さんを待っていました。
ちなみにB1梁とはこの天井面の連続している梁です。この建物の一番難しい箇所であり、設計の意図からすると大切な部分だと思います。
当初の案では曲面でしたが、うちの会社の資金力では曲面は難しいということで現在の形になりましたが、これでも十分すぎるほど難しくて、なかなか引き受けていただける職人さんがいませんでした。
実は現場を見ている方でも気付きにくいのですが、平面的にも長方形ではなく平行四辺形なので、梁のとりつく壁とは直角ではなく斜めになります。これがさらに難しくしています。
また梁の形が細すぎて梁を組んでしまうと配筋が出来ず、ましてや圧接など絶対無理で、色々実寸大の図面や模型を職人さん達と確認して一つ飛ばしで型枠を組み、そこに配筋をすることに決まりました。ただそれでもうまくいくのか心配でした。
この歯ぐきみたいなギザギザは窓ではありません。これがB1梁です。
スラブをサポーターで受けて捨てスラブの段取りです。
型枠は板の勝ち負けが無いように化粧部分は壁も梁も柱も全て留め加工(気が遠くなる労力...すみません)
この黄色い化粧型枠は仕上げ面ではありません。捨てのスラブになります。本当にすみませんとしか言いようがないのですが...。この上に墨出しをして梁を組んでいきます。
これがまた大変でした。ただ組めばいいわけではなく、蓋をして見えない場所に、打設の荷重に耐えられるようにサポーターや補助段を高さを吟味しながら設置していきます。言っても伝わらない大変さ(泣)
壁梁等も型枠を組んでは鉄筋を組み上げ、その都度その都度構造設計の方に確認していただきます。
金曜土曜と鉄筋屋さんが10人+9人来てくれて、この状態まで進みました。本当にようやくここまでこれたなとホッとしました。鉄筋屋さんにお礼を言って送り出してから現場の掃除をし、親戚のお通夜に行ってからまた戻って現場の清掃を行いました。D35の圧接が85箇所あったので、清掃と火の気防止の為、現場の散水清掃をして夕日を見ながら無事に終わって欲しいと何度も思いました。
今日は本当は祝日だし電話もないしゆっくり書類出来るなと思っていました。でも自分の確認不足で型枠屋さんに迷惑をかけて、どうにか取り返そうと鉄筋切ったり外したり、墨出ししたり...ちょっと抜けていたし、迷っていた部分でもあってすみませんでした。汗だくになって作業してたら半日で2㎏痩せました。そんなんどうでもいいですね。少しは厳しい言葉ももらったけれど、いいよいいよと言ってやってくれる職人さんに本当に感謝です。すみません。ちなみに先月の地域の草刈りは半日ほどで4㎏痩せました。蹴とばされるくらいどうでもいい話ですね。すみません。
ちなみに大学時代から変わらず体重は65㎏から67㎏で最近のベスト体重は66㎏くらいでしょうか。ふざけているわけではありません。ちょっと息抜きが無いとどうにかなってしましそうなくらいなので許してください。おかげさまで忙しいです。有難いです。その中で選挙の応援も地域の作業も行事も、毎週のジョギングもやっています。来年の工事の打合せも見積もたくさんしています。
うちの会長は大きな現場と細かいのをいくつか抱えています。松倉君も大きくて大変な改修工事を1件ともう一つ改修を1件、自分もこの現場も含めて新築工事3件と大型の改修工事を1件とその他毎日いくつかの工事(有難いです!)。飯田君も揚原さんも山本さんもみんなも暑い中頑張っています♪みんな息抜きしながら頑張って暑い夏を乗り切りましょう!!
引き続き社屋建設工事も温かい目で見守ってください♪
※今回の社屋新築工事は建築関係者だったり設計事務所さんだったり学生さんだったり、絶対見たいと思う現場です。自分がこんなの近くで見かけたら絶対見たいと思います。ましてやいつも変ったのばかり施工する水上建設が自分の会社建てるのならきっと変なことしてるだろう思って余計に見たいです。生コンが無事打てて、お見せしても恥ずかしくない躯体が完成したら内装前にお見せしますのでまたご連絡ください。9月初旬くらいになるかなと思います。よろしければです♪ちなみに恥ずかしくて見せられない場合はすみません!