works 更新しました!
2014.11.15
tanim tei が竣工しましたのでご覧ください。
キッチンやバスなどフルオーダーメイドです。
tanim tei 打ち上げ
2014.11.03
昨日はtanim tei お施主さんの完全なるご厚意で、打ち上げバーベーキューでした。
現場に携わった業者さんを招いて開催してくださるということで、前々から企画して頂いていて、ホタテやハマグリの焼き物や、若狭牛にホルモン・親鳥・若鶏の肉三昧♪トン汁やサラダなど食べきれないほどのおもてなしに、〆はおろし蕎麦!蕎麦アレルギーの自分のためにおろしうどんまで。本当に本当にありがとうございました。
自分は仕事以外夜は出歩かないのでほとんど付き合いもしません。
もちろん職人さんと現場では一服の時など話はしますが、お酒を交えてみんなで一緒にという機会はなかなかありません。
今回このような機会を与えていただき、個々ではなくみんなで笑って話が出来て本当によかったと思います。
日頃はなかなか直接お施主さんにお会いする機会がない職人さんもいて、また違った思いになったのではないでしょうか。
これまたお施主さんのご厚意で、バーベキュー前に職人さん用に内覧会もしていただき、設計者が案内してみなさんに見てもらうことが出来ました。仕上げで入る職人さん以外は大工さんですら完成した内部を見ることはありません。
ただ仕事をしてそれで終わりではなく、ずっと残っていく建築というものにはお施主さんがいるということをみんなが再確認しました。
お施主様には言葉にできないくらい感謝です。
この工事に携わっていただいた業者のすべてのみなさんに感謝です。
本当に楽しい一日になりました。
会社という建物
2014.10.30
当社の外観です。
建物が出来てから30年以上経っているのだと思います。
父には悪いですが決して立派な建物とは言えません。
何回か改装を考えたり、建て替えを考えたりしましたが、いつも父が反対しました。
この会社の上棟の日に大工さんと一緒に梁の上で作業する父を今でも覚えています。
母に連れられて一服のお茶を持って行ったのか、お昼を持って行ったのかはわかりません。
自分が3~5歳だったのではと思います。母や自分の方を見て、すごい汗だくで作業しながら建物の説明をしてくれたような気がします。
20代で独立し、美山から出て、建売の住宅を買って、事務所の土地を買って、事務所を建て、仕事の車を買って、土場を買って、機材を買って、人を雇って・・・いま大きな借金がないのが不思議なくらいです。
今自分がこの会社でこうしていられるのはこれまでの両親の積み重ねがあるからです。どこの会社も同じだと思います。誰かが積み重ねてきたものがあるから今がある。あたりまえだけれど、ここにもそれがあります。
会社の外見と同じで会社としても決して大きくありません。これからもこのままでしょう。
辛くて嫌で辞めたくなった時も辞めれなったのはそのことがあったからだと思います。
以前にお客さんから言われたことがあります。
「企業は大きくならなくてもいいから維持することが大切なんだ」
もちろんうちは大きくなりたくてもなれないのですが、社員がいる以上維持していかなくてはと常に思います。
そんなことを思う季節になりました。年末にかけて積み重ねてきた大切なものを壊さないように安全に仕事します。
tanim tei 撮影
2014.10.28
お引き渡しの前々日に撮影をさせていただきました。
設計者の弟が面識があるということで、鈴木さんという写真家の方が前日から福井に来られて、当日は朝5時から撮影に入りました。
あいさつをさせていただきましたが、夜明けの時間帯ということで時間が限られているせいか、ピリッとした空気で緊張しました。
朝食と昼食以外はほとんど休む間もなくの撮影で、都内につく最終便に間に合う夕暮れ間際までという感じでした。
食事の際に建築の話や家族の話をされているときは全く違った印象で、すごく楽しい時間を過ごさせて頂きました。
写真の納品が楽しみです。
新しい現場
2014.10.28
14日には別の現場が始まり・・・というか始まっていました。
とにかく工期がありません。11月20日鉄骨建て方で、12月20日には海外からくる億近いらしい機械の搬入が決まっています。
ホッとする暇がなく仕事があることはうれしい限りです。ということだと思います。
tanim tei 竣工
2014.10.28
永遠と終わりが見えないほどの現場でしたが、2週間ほど前の10月13日にお引き渡しをさせていただきました。
引渡し前1週間は4時起き5時起きで現場に行き、朝から晩まで現場のことで頭がいっぱいでした。
お引き渡しの前々日に器具の説明やお施主様の検査が終わっていたので、当日は簡単な説明と備品等のお渡しでした。
お客様のお荷物が届きはじめて、「それでは自分はこの辺で・・・」と帰ろうとしたとき、ご夫妻から「ありがとうございました。」と言われ、握手をしていただいたとき、こみあげてくるものがたくさんあって雨の日でよかったとさえ思いました。
どこをとっても繊細で、素材を生かした建物であり、今までお願いしている職人さんでも面食らうような困難の連続でした。
職人さん達に本当に酷なこともたくさんお願いしたし、自分自身も相当に参りました。
けれど今は本当に携わってよかったという気持ちです。
このような機会を与えていただき、最後の最後まで当社の設計及び施工にご理解をいただいたお施主様に感謝です。
この土地の交差点にはずっとこの建物があるんだと思うと本当にうれしい。それがすべてです。
id tei 上棟
2014.09.29
本日は天候に恵まれた建前となりました。
朝からの張りつめた気持ちも先ほどようやく終わりました。
パネル工法で断熱材と構造用パネルが一体となったものでしたので、もう窓の位置などもほとんどわかります。
大工さんたちがいつものように気持ちのいい対応で、本当に素敵な日になりました。
年内に建物の完成を目指してまた頑張っていきたいです。
お施主さんも同業者ということで、普通以上のいろいろなお気遣いをしていただきました。
あまり余るおもてなしでありがとうございました。
明日からも一日一日が本当に楽しみです。
id tei 基礎
2014.09.12
第三者機関の配筋検査が終わり基礎コンクリートの1回目を打設しました。
なんだかとてもすがすがしいです。
今月末の上棟が楽しみです。
中秋の名月
2014.09.09
昨日は十五夜でした。おそらく。
自分は全然詳しくありません。
帰ってくると8時くらいで、奥さんの用意したコンビニのお団子やお餅がありました。
子供たちが大はしゃぎの中、屋上に家族で登りました。お月見です。
子供たちにとって屋上は一年に一度だけ、お月見の時だけ登ることが許される場所です。
仕事のことを考えながら作業服のまま登った自分も、月を見ているとなんだか頑張れるかなという気分になりました。
うれしそうに話をする子供たちを見ているとつくづく屋上をつくってよかったなぁと。
今頭の中はいくつもの仕事のことでいっぱいです。ストレスもあります。
でもこんな時いつも家族に救われています。
30半ば過ぎの自分が言うのは恥ずかしいですが、月にウサギが本当にいたらと思った夜でした。
tanim tei 屋根
2014.08.30
今回は北側屋根と南側屋根で納まりが違う構造になっています。
まずは南側となる屋根をみんなで取り掛かります。
登り梁の上に張る構造用ラワンベニヤがリビング天井になります。
15㎜の構造用ラワンベニヤをサンプルで事前にとっておいたのですが、実際現場に来たものは下地材のようなシミが目立つものがほとんど・・・そこで4㎜のラワンベニヤを下に敷き、その上に15㎜を張ることにしました。
しかしペタペタおけばいいだけではありません。
墨出しをして下から確認し、ピッチを合わせて切断し、貼っていきます。
釘を仮打ちするにも下の梁に確実に打ち込まなければ天井から釘が見えてしまいます。
失敗が許されず、天井のラワンの割図もあるので本当に手間がかかります。
そして意地悪をするように5月末のこの時期は雨が降りました。
一度濡れてシミができると張り替えになるので毎日厳重にシートをかけました。
そんなこんなで屋根を仕舞うのに19日かかりました。
手間を掛ければいいものができるわけではありません...がここまでやったのならいいものになってほしいと願うのみです。